活動報告

2024.02.18 学生交流

2023年度短期派遣研修(米国・ハワイ州)を実施

2023年度の短期派遣研修をアメリカ・ハワイ州で実施しました。琉球大学の5名の学生が学部を横断して参加し、ハワイ島およびカウアイ島を訪問して充実したプログラムに取り組みました。本研修では、連携校であるカウアイ・コミュニティカレッジを主な受け入れ先とし、ハワイの環境や再生可能エネルギーに関する取り組み、キャンパス内で行われている学生支援活動、そして沖縄県系の方々との交流など、多岐にわたる内容を学びました。

また、島嶼地域における持続可能性をテーマに、現地での最先端の講義や各地でのフィールドワークを通じ、学生たちは知見と経験を深めることができました。本プログラムを支えていただいた皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

プログラムの概要

【実施期間】2024年2月9日~2月18日(10日間)
【実施場所】ハワイ州ハワイ島、カウアイ島
【主なプログラム内容】
 ・ハワイ島のエクスカーション、イミロア天文学研究センター訪問
 ・フィッシュ・ポンド(養殖池)の再構築活動にボランティア参加
 ・うちなーぐちセミナー参加、沖縄県人会ヒロとの交流
 ・キックオフシンポジウムでのIcebreaking Sessionと英語プレゼンテーション
 ・カウアイ・コミュニティカレッジでの学生・教職員との交流会
 ・カウアイ島NPO法人Waipa Foundationの活動に参加
 ・国立熱帯植物園(National Tropical Botanical Garden)でのフィールドワーク

参加学生の声

短期受入研修を通じて、以下のような貴重な経験と学びが得られました。

・言語と文化に関して、ハワイ語学部の訪問や、方言名で呼ばれる地域の動植物を学ぶ体験を通じ、言語が文化や歴史を形成する重要な要素であることを実感しました。また、異なる文化背景を持つ人々との交流を深める中で、自らのアイデンティティへの理解も深まりました。
・持続可能性に関して、再生可能エネルギーや廃棄物処理の現場を見学することで、最新技術と個々人の意識が融合する重要性を学び、自然環境とテクノロジーの共存についての視点を得ました。
・ウェルビーイングに関して、現地の生活や自然と向き合うフィールドワークにより、視覚だけでなく五感を通じて地域住民や自然環境を考える機会となりました。
・学生の相互支援に関して、ハレ・マーラマのような学生支援施設の取り組みから、沖縄の学生が安心して学べる支援体制を構築する重要性を感じ、琉球大学でも同じような取り組みができないか検討したいです。

研修の様子

インターアイランド・サステナビリティ教育プログラム
キックオフシンポジウムの様子
インターアイランド・サステナビリティ教育プログラム
キックオフシンポジウムでの発表
国立熱帯植物園でのフィールドワークの様子

関連記事
琉球大学理学部生物系「在学生がインターアイランド・サステナビリティ教育プログラムのハワイ短期派遣研修に参加しました

pageTop