2024.03.27 学生交流
沖縄・ハワイ・台湾で協働し、太平洋島嶼地域の課題解決に取り組むことを目的とした短期受入研修を、2024年3月18日(月)から3月27日(水)の10日間にわたり実施しました。本学から5名、ハワイの連携校から3名、台湾の連携校から2名を含む、合計10名の参加者が集いました。
この研修では、講義とフィールドワークを組み合わせたプログラムが提供され、文化活動も豊富に取り入れられました。参加学生たちは、お互いに親交を深めつつ、島嶼の知恵と共生の考え方を学びました。
【実施期間】2024年3月18日(月)~3月27日(水)(10日間)
【実施場所】琉球大学および沖縄県内各地
【主なプログラム内容】
講義とフィールドワーク
・開会式、基調講演、オリエンテーション、アイスブレイク
・講義1「英語でのアカデミックな自己紹介の方法」
・講義2「楽園のサンゴ礫:沖縄におけるサンゴ礁の生物多様性」
・講義3「生体医工学・入門」
・講義4「南城における沖縄の自然・文化遺産の発見」
・沖縄県埋蔵文化センターでの研修
・琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の見学
・最終プレゼンテーション
・閉会式、フェアウェルパーティー
文化活動
・平和記念資料館での平和学習
・海洋博記念公園の見学(美ら海水族館、熱帯ドリームセンター)
・紅型工房「城」での体験
参加した学生たちからは以下のような声がありました。「このプログラムに参加したことで、日本国内で英語を教えるなど、キャリア選択の幅が広がりました。」「初めてハワイを離れて研修に参加した際は、最初の3日間は不安でしたが、徐々に慣れ、プログラムを楽しく受けられるようになりました。」また、今後の学習に有機的につながるような声が聞かれました。「英語を母国語としない人々に対する英語教授法(TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages))の資格取得に向けた意欲が高まりました。」「このプログラムでの講義を受講し、琉球大学の理工学研究科への進学をしたいです。」「言語学の研究に対する探究心が高まりました。」